東洋医学用語『山根』について
東洋医学の研究家
東洋医学の用語「山根」とは、眼の間に位置する鼻の上部(鼻根)のことです。radixnasiと同義です。
東洋医学を知りたい
鼻根とは、鼻と額の境目のことです。鼻筋とも呼ばれます。
東洋医学の研究家
そうです。山根は、鼻根の中央にある点を指します。東洋医学では、山根は「命門」とも呼ばれ、生命の源とされる重要なツボです。
東洋医学を知りたい
生命の源ですか。それは初めて知りました。
東洋医学における『山根』の意味とは?
東洋医学において、「山根」とは、眼の間に位置する鼻の上部、鼻根を指す言葉です。鼻柱と額の境目にあたり、人相学においても重要なポイントとされています。また、東洋医学では、山根は五臓六腑と関連付けられており、その状態によって全身の健康状態を判断することができると考えられています。東洋医学における「山根」の意味とは?
山根は、五臓六腑の気の流れを調節する重要なポイントと考えられており、その状態によって全身の健康状態を判断することができるとされています。山根が赤い場合は、心臓や肺に熱がこもっていると考えられ、咳や息切れなどの症状が現れることがあります。また、山根が白い場合は、腎臓や膀胱に冷えがあると考えられ、頻尿や排尿痛などの症状が現れることがあります。さらに、山根が黄色い場合は、肝臓や胆嚢にトラブルがあると考えられ、黄疸や肝炎などの症状が現れることがあります。
『山根』と関連する経絡は?
『山根』と関連する経絡は、督脈と任脈です。督脈は、背骨に沿って上行する経絡で、生命エネルギーの源とされる「気」を全身に巡らせます。『山根』は、督脈の起始点であり、気の流れの要衝とされています。任脈は、督脈と反対側にある経絡で、腹部の中央を上行し、胸部、顔面を通り、『山根』に至ります。任脈は、気の流れを調整し、生命活動を維持する役割を担っています。この2つの経絡は、『山根』を介して相互に連絡しており、気の流れを円滑にすることで、健康を維持しています。
『山根』のツボを押すことで得られる効果とは?
東洋医学の用語『山根(眼の間に位置する鼻の上部(鼻根)。radixnasiと同義。)』
『山根』は、眼の間に位置する鼻の上部(鼻根)のことです。radixnasiと同義です。このツボを押すことで、目の疲れ、視力低下、鼻づまり、頭痛、顔面神経麻痺、不眠症、イライラ、うつ病、自律神経失調症、更年期障害などの症状が改善されると言われています。
『山根』のツボを押すことで得られる効果とは?
『山根』のツボを押すことで得られる効果は、以下の通りです。
・目の疲れ、視力低下が改善される
・鼻づまりが解消される
・頭痛が軽減する
・顔面神経麻痺が改善される
・不眠症が解消される
・イライラ、うつ病が改善される
・自律神経失調症が改善される
・更年期障害が改善される
『山根』のツボは、目の疲れや視力低下に悩んでいる人、鼻づまりや頭痛持ちの人、顔面神経麻痺の人、不眠症の人、イライラやうつ病の人、自律神経失調症の人、更年期障害の人におすすめのツボです。
『山根』のツボを押す際の注意点とは?
『山根』のツボを押す際の注意点とは?
『山根』のツボを押す際には、いくつか注意すべき点があります。
・力加減に注意する
『山根』のツボは、目と鼻の間に位置しており、非常にデリケートな部分です。そのため、ツボを押す際には、力加減に注意することが大切です。強く押しすぎると、痛みや刺激を感じてしまうことがあります。
・清潔な手指で押す
ツボを押す際には、清潔な手指で押すようにしましょう。不潔な手でツボを押すと、細菌が入り込んで感染症を起こすおそれがあります。
・ツボを押す時間は長すぎないようにする
ツボを押す時間は、長すぎないようにしましょう。長時間押しすぎると、逆に疲れやだるさを感じてしまうことがあります。目安としては、1~2分程度にしましょう。
・ツボを押した後は、水分を補給する
ツボを押した後は、水分を補給するようにしましょう。ツボを押すと、気血の流れが良くなり、汗をかきやすくなります。そのため、水分を補給することで、脱水症状を防ぐことができます。
・ツボを押しても効果がない場合は、医師に相談する
ツボを押しても効果がない場合は、医師に相談してみましょう。ツボの効果には個人差があり、中にはツボを押しても効果が現れない人もいます。医師に相談することで、他の治療法を検討してもらうことができます。